「今日はどこへ?」7つの入浴剤で「バーチャル温泉旅行」を届けたい!

遠くへ出かけなくても、家で旅気分を味わえる時間があったら。「トップバリュベストプライス」から誕生した『にごりの湯めぐり』は、コロナ禍にそんな思いから生まれた入浴剤です。価格だけでなく、体験から得られるお客さまの満足感にも妥協しない。“旅先の気分が湧き上がる体験”を最優先にした設計が、トップバリュらしさにつながりました。

【バリュを込めた人】

商品開発本部 H&BC商品部:藤田

おうち時間を、「旅の時間」に変えたい

入浴剤が叶える、非日常感

「(藤田)近年、バスタイムはシャワーだけで済ませる人が増えて、入浴剤市場は右肩下がり……。ですが、コロナ禍で外出が思うようにできない中、入浴剤で旅行気分を楽しむ生活スタイルが定着していることに気づいたんです。さらに、より手軽に旅行気分を味わえる商品が求められているのではないかと考え、お客さまの動向を調べていきました」

さらに、お客さまの声に耳を傾けようと週に一度は店舗へ足を運び、売り場の様子をじっくりと見つめ直すことにしました。

「(藤田)データでわかるのは売れた数まで。でも売り場に行くと、お客さまが“どれと迷ったか”、“なぜ戻したか”が見えてくる。そこに、次の商品づくりのヒントがあるんです」

こうして数字の分析と現場、その両方を見つめるなかで、藤田の中に一つの考えが浮かんだのです。

「(藤田)移動しなくても、気持ちが切り替わる時間を届けたい。入浴剤なら、家にいながら“旅する感覚”をつくれると思いました」

お風呂場で仮想の旅を楽しんでいただきたい!

たくさんの声から辿り着いた、“7つの旅先”

「(藤田)せっかく旅気分を味わっていただくなら、1か所だけでなく、いろいろな温泉地を巡るような楽しさを届けたかった。そこで、今までのような1種類の入浴剤ではなく、1箱に複数の種類を詰め合わせた商品を作ろうと考えたんです!」

藤田はお求めやすい価格を守りながら、使う方の満足度を最大限に高める決意を固めます。

「(藤田)今回は製造委託先の知恵を借りながら、お客さまが手軽に『旅』を楽しめる商品づくりを優先したんです」

そして、旅のわくわく感を再現するため、製造委託先と色や香りの吟味からスタート。様々な色と香りの組み合わせを検討し、「あの温泉地の情景が浮かぶ」と思える表現を目指しました。

「(藤田)話し合っている時間そのものが、まるで旅をしているようで楽しかったですね。たとえば紫色でラベンダーの香りなら、十勝か富良野か、という議論になる。でも多くの人が『ラベンダーといえば富良野』と感じた。白くにごるフラワー系の香りなら、『白木蓮(はくもくれん)で知られる鳴子がしっくりくる』という具合でした」

当初は候補が20種ありましたが10種まで絞り込み、社内モニター約30人に、「この色と香りから、どんな場所を思い浮かべるか」を答えてもらうアンケートを実施。得票数をもとに旅先のイメージと色・香りの組み合わせが決定しました。

左から、別府、湯郷、白子、嵐山、那須塩原、鳴子、富良野。※入浴剤の色をわかりやすく見せるため、画像の液体は推奨する量より濃いめになっています。

「(藤田)たくさん楽しんでいただきたいから、7つの地域の入浴剤を作りました。少なすぎると、湯めぐりとしては物足りないですから

その日の気分で“行き先”を選べる。お風呂場から始まる、湯めぐりの旅が形になったのです。

本物の温泉と同じような、リラックスを追求

旅気分を支えるのは、香りや名前だけでは不十分。藤田が特にこだわったのが、にごり湯ならではの見た目と感触です。温泉含有成分や保湿成分を加え、湯上がりまで心地よさが続く設計にしています。

「(藤田)温泉って、少し白くにごっていて、肌あたりがやわらかいイメージがありますよね。見た目で“温泉だ”と感じてもらえないと、旅は始まらないと思いましたそれと、温泉に入ったときの、体と心が同時にほどける感じ。それを、家のお風呂で再現したかったんです

“旅立ち”の瞬間まで、責任を持つ

お客さまに届く、その日まで

商品が完成し、製造が始まるときには、藤田は必ず生産工場に足を運びます。

「(藤田)担当した商品は、“自分の子ども”だと思っています。だから初回生産は、絶対に立ち会いたい

経費の問題で遠方への出張は難しいこともありますが、できる限り工夫をしています(笑)。

工場で実際につくっている人たちと顔を合わせてコミュニケーションをとることで、「この商品を、ちゃんとお客さまのもとに届けたい」という気持ちが、改めて強くなると藤田は言います。

当初は「本当にお客さまに選んでもらえるだろうか」という不安もありましたが、発売から2カ月後には、入浴剤部門で売上3位まで上昇。今では部門1位の人気商品に。

「(藤田)この入浴剤で、『今日はどこに行こうかな』と楽しみながら、一日の疲れをゆっくり癒してもらえたら。そしてその時間が、お客さまが明日を頑張る力になれば嬉しいですね

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