家事のリアルな困りごとを、丁寧に、徹底的にすくい上げました

家事のリアルな現場を知り尽くしたプロといっしょに、素材、厚み、形、持った時の感触にまでこだわった「頼もしい相棒スポンジ」シリーズ。その背景には「家事の負担を少しでも軽くしたい」という強い想いが生んだバリュがありました。

【バリュを込めた人】

「（岡）私の家族がそうなんですが“家事の中でも食器洗いの時間が嫌い！”と。同じ気持ちの方は多いと思います。でもなくせない家事ですよね。その時間を少しでもストレスがないように、と家事のプロを巻き込んで開発を進めました」

家事のプロとは、家事代行サービスを展開する「カジタク^※」のスタッフのこと。カジタクのみなさんをアドバイザーに招きいっしょに作り上げていったといいます。
※アクティア株式会社が提供する家事の代行サービス

「（岡）日々たくさんのご家庭を訪れ、実際に汚れている箇所・掃除をしていて困るシーンを知り尽くしている。カジタクのみなさんの声は単なるプロの意見というだけではなく、お客さまの気持ちも代弁してくれると思ったんです」

月に2～３回の頻度で、カジタクの現場スタッフとワークショップを実施。「洗いやすいスポンジってどんなもの？」「皿を洗っていてイライラすることはある？」など、皿洗いにまつわる不満点や要望を徹底的にすくい上げていきました。
さすが家事のプロというだけあって、「水切れがよいものに」といった衛生面に関する意識は段違い。そしてそれ以上に、実際に使う立場だからこその「手に持った感触」「汚れが落ちやすい形状」「洗いやすく疲れにくい厚み」といった細やかな意見が。

「（岡）手に触れる感触も使いやすさに影響するなんて、私たちだけでは気がつかない視点ですよ。こうした声をもとに試作品を作り、実際に使ってもらい改良して、を繰り返したんです。細やかな要望をきちんとカタチにできるように、今回製造委託先もイチから探しました！」

“家事のプロならではの気づき”を見逃さない

「耐久性」「水切れ」、そして「洗い心地」を追求

毎日使うものだから、へたりにくい耐久性はマスト。衛生面にもつながる水切れの良さも追求するため、「カジタク」のみなさんが使う“プロ仕様”と同様の二層構造になった特殊素材を採用しています。

「（岡）ですが、“プロ仕様”は丈夫がゆえに最初はかたくて使いにくいんだそうです。そういう小さなストレスって使い心地に影響しますよね。なので、かたさはもちろん、手に取った感触・握り心地についても細かい調整を重ねていきました」

かたさを調整したスポンジをカジタクスタッフに試してみてもらったところ「ちょうどよいかたさなのに、へたりもない！」「手にフィットする感覚がある」と太鼓判だったそう。

「（岡）実際にプロの現場でも使ってもらえるスポンジをめざしていたので、良い反応をもらえてほっとしましたね」

 “使い方”に合わせて2タイプを開発

「（岡）洗い物といっても、いろんな形があるでしょう。こだわりの２種構造素材は同じですが、用途に合わせて使い分けられるようにしています」

がっつり洗いたい方向けの、厚みがあるタイプは、泡立ちがよくガシガシ汚れが落ちます。さらに四隅の形状にも小技が。
「（岡）四隅のうちの2つを直角にしているのは、弁当箱や保存容器の隅までしっかり洗えるように。ほんの少しの工夫ですが、使い勝手は大きく違います」

一方のスリムタイプは「ハサミ洗い」に適したもの。

「（岡）“グラスやお皿は薄いほうが、挟んで洗いやすいし疲れない”というカジタクさんからの声を受けて調整していったものです」

小皿やグラスの形状にあわせて挟んで洗うことができ、力も入れやすいのが特徴です。厚みが薄いがゆえに泡立ちがちょっと心配ですが…。
「（岡）もちろん、プロ仕様なので問題なし！表面のボコボコ加工が空気を含んで泡立ちやすいようにしているんです」

‟自分に合うものが選べる”ということが大事だと思う

トップバリュでは5個入りで本体価格98円（税込107.80円）や、1個で本体価格98円（税込107.80円）などのスポンジも取りそろえています。「頼もしい相棒スポンジ」は1個で本体価格158円（税込173.80円）と、ちょっとお高め。（※2025年6月現在のイオングループ標準小売価格）

「（岡）耐久性と洗浄力が違う。しっかり“理由ある価格”です」
「頼もしい相棒スポンジ」がコスパが良いスポンジであることに自信はある岡ですが、「絶対にこれを選んでほしいわけではない」と続けます。

「（岡）家事スタイルって本当にそれぞれ。たとえば‟食器洗浄機を使うから予洗い用のスポンジはどんなものでもいい”という場合もあるし、‟しっかり手で汚れを落としたい”という方もいる。お客さまそれぞれの用途に合わせて‟選べる”トップバリュでありたいなと。今回、その選択肢をひとつ増やせたと思っています」

今後も「お客さまに寄り添った開発」を軸に、さらに多様なニーズに応える商品の展開を計画しているそう。温度によってかたさが変わる、子どもが食器を洗いたくなるような見た目にも楽しいデザイン、お手入れ不要の使い捨てタイプなど、家庭の食器洗いシーンを明るくするようなアイデアが次々と…！

「（岡）スポンジってものすごく深いな～って思うんです。まだまだ開発の余地があるはず。これからもお客さまの“ほしい！”にどう応えられるかを考え続けていきたいですね」

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