未来のこと、一緒に考えてみませんか


トップバリュの重要な取り組みである「サステナブル」。専門用語が多いこともあり、取り組んでいることをお客さまに伝えようとしても難しくなりがち。でも、だからこそわかりやすく伝えたい!お客さまとのコミュニケーションを天職と話す枝川がトップバリュのサステナブルの取り組みシェアに込めたバリュとは。
【バリュを込めた人】

戦略本部MD戦略部環境推進グループ:枝川
マニアックゆえに伝えることが不得手!?
お客さまに伝わっていなかった…
日本全国の店舗を介してお客さまの元へ届く商品の数々。そんな食品や日用品などのすべての商品を通して、トップバリュは脱炭素社会の実現と生物多様性の保全を目指すというサステナブルな課題の解決に取り組んでいます。例えば、回収資源の再商品化、CO2排出量の可視化と削減、第三者認証の取得などなど。
「(枝川)トップバリュは、2025年度には全商品(※)を環境配慮商品に切り替えます。また、オーガニック国内市場シェア30%獲得を目指しています。私たちは、環境への配慮を常に考え、日々の取り組みを積み重ねているんです。その結果、他社と比べても、特に環境への配慮に力を入れていると自負しています!」 ※環境配慮商品に切り替える計画を2025年度までに立案、切替が完了している商品を含みます。
商品開発過程では、大学の研究室顔負け探求心と、徹底した調査・検証をサポートするマニアックさがトップバリュの得手。一方で、こだわりすぎて、お客さまにわかりやすく伝えるという点がこれまで不得手な部分でした。
「(枝川)私たちが思っている以上に、お客さまに“想い”が届いていなかったと気づいたんです。そこを変えていきたいと思っています」
そう話す枝川は、「お客さまとの距離が近い小売業でオーガニックを広めたい」という想いでトップバリュへ2018年に入社。2020年春には、オーガニックスーパーマーケットを展開する関連会社に出向し、2024年春、トップバリュに帰任。サステナブルに関する全体のコミュニケーションを担当しています。
どうしたらトップバリュの想いや取り組みを伝えることができるのか
情報はのっているけど、もったいない…
当時、トップバリュのホームページには、サステナブルの取り組みに関する小難しい情報があちらこちらに。専門用語がそのまま載っているページもありました。
絵本動画コンテンツ『くいしんぼうのビッケルうみへいく』など、わかりやすいコンテンツもありましたが、サイトのどこに載っているのか探すのもひと苦労!
「(枝川)伝えたい熱い想いはあるものの、情報がバラバラで、せっかくサイトを訪れていただいても目的のページに到達するのに時間がかかってしまい、ご不便をおかけする状況でした」
そこで、「サステナブル」や「オーガニック」の情報を再構築することになったのです。
目指すのは、見て楽しい “デジタル上の美術館・博物館”!
ひとつひとつのコンテンツは、イラストや写真を多めにして楽しく紹介。さらには、お客さまとの接点であるサイトを全体的に整理し、「わかりやすい」「更新されたら読んでみよう」と興味を持っていただけるよう工夫している最中です。
「(枝川)学生時代に学芸員になる勉強をしていて、美術館での展示の見せ方や導線の工夫を学びました。特に“どこから回るか迷わせない展示が大切”という考え方は強く印象に残っています。
展示物の近くに解説がついているようなイメージをデジタル上で再現したいと思いました!」

新しくなった「サステナブル」ページに対する反応は、手ごたえを感じられるものでした。閲覧数は、再構築前と比べて150%アップ!さらに、読み進めるうちに次々と思いつく疑問に答えるようなページの仕掛けをつくったおかげで回遊性も高まっています。
「(枝川)試食販売や接客に携わっているスタッフからも見ていただけているようで、リピートも増えています。また、知見をお持ちの方々からは『つくってくれてありがとう!』『教育の資料に使います!』といったメッセージをたくさんいただきました」
トップバリュの想いは商品にのせて
トップバリュの商品には『ひとつひとつの商品を通じて、ひとに、地球に幸せな未来』を届けたいという想いが込められています。その商品を手に取ることは、サステナブルな選択を応援するアクション。「これなら自分にもできそう」と、誰かの最初の一歩になるようなきっかけをお届けしたいです。
「(枝川)次に取り組みたいのはグリーンアイオーガニックです!」
あなたの選択が、地域や社会の未来につながります。
グリーンアイ オーガニックは、お求めやすい価格がポイント。生鮮野菜や加工品でさまざまな商品がそろっています。
枝川が特に伝えたいと考えているのは、供給量を増やす取り組みそのものです。全国にある21のイオン農場の“オーガニック化”を段階的に進め、近隣の生産者さまと協力しやすい体制づくりを進めています。手間ひまかけて育て集まったオーガニック野菜には、グリーンアイのマークをつけてお届けできるよう取り組んでいます。
「(枝川)私たちは今、生産者さまとともにオーガニックの取り組みを広げています。そのためには、私たちの想いをしっかり届けて、共感してくださる方にもっと集まっていただくこと。そして、お客さまにもオーガニックの魅力を知っていただき、「選びたくなる理由」を増やしていく、この両軸が大切です。
未来にやさしい選択をもっと身近なものにするため、トップバリュのホームページでお伝えしていきます。どうぞご期待ください!」

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