生産者に想いを馳せたサステナブルなコーヒー


2024年10月に発売された「サステナブルコーヒー」。発売から一年を経た今回のリニューアルには、変えたこと、あえて変えなかったこと。そして生産者とお客さまへの想いが詰まったバリュがありました。
【バリュを込めた人】

商品開発本部 グロサリー商品部:宮路
ベトナムの生産者に寄り添うために
持続的に栽培できるよう、営農指導などをサポート
イオンでは近年、人権に配慮した取り組みをより強化。その一環として“持続可能な”取り組みが行われている産地の豆を使ったコーヒーを、昨年から発売しました。
コーヒー豆の多くは開発途上国で生産されています。そこでイオンでは、衛生環境の整備や識字率の改善などを通じた生活スキルの向上をサポート。また、営農指導を行うことで栽培技術の向上を図り、高品質な豆づくりを支えています。
生産地の一つであるソンラ省はベトナム北西部に位置し、国内でも特に生活環境が厳しい地域。成人の識字率や食事の栄養状態など、生活・経済面で多くの課題を抱えています。
「(宮路)弊社の役員がここに行ったときのことです。ある生産者の方から『子どもを学校に行かせることができた!』といわれ、胸が熱くなったと。感動しちゃいますよね。 これはやらないとな、って思いました」

品質への自信から生まれた、「変えない」という選択
原料には「ベトナムアラビカG1(※)」を51%使用。甘み・苦味・酸味のバランスが特徴で、スペシャリティコーヒーにも使われる高品質な豆です。商品開発前に、イオンモールにある株主さま用ラウンジで提供したところ大変好評!その確かな品質と味わいから、サステナブルコーヒーに採用されました。※ ベトナム最高等級G1グレード:ベトナム科学技術省(Ministry of Science and Technology)によるグレーディング表によります
「(宮路)甘み・苦味・酸味が絶妙に調和したこの本格的な味を、ぜひご家庭でも楽しんでいただきたくて」
ラインナップは3種。ナッツを感じる香ばしさとバランスのとれたコクが楽しめる「甘い余韻のブレンド」、キャラメルを感じる甘い香り、深みのある苦味が魅力の「香ばしいコクのブレンド」、フローラルな甘い香りにコク深い味わいの「芳醇に香るブレンド」。今回のリニューアルでは品質への絶対的な自信があるからこそ、あえて品揃えも豆も変えずにそのままです。
「(宮路)発売して1年しか経っていないので、味を変えたらお客さまが驚かれるかなと。何よりも、良い豆を使っていて本当においしいコーヒーなので、このまま続けていこうと決めたんです!」
まず“おいしそう”と思っていただくために、「変えた」こと
リニューアルにあたっては、パッケージを一新。
「(宮路)スペシャリティコーヒーにも使われるおいしさに、共感していただきたいと思ったんです」
そこで品質の良さが直感的に伝わるデザインに変更しました。

「(宮路)落ち着きと高級感のある包装で、まずは『なんだか、良さそうだな』と第一印象で手に取っていただく。それが全ての始まりだと考えています。お客さまに選んでいただけるよう、『品質・デザイン・ストーリー』を工夫するのが私たちの役目だと思っています」
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産地支援をしている地域の原料を使用しているコーヒーです。

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