ライバルは自分? おいしさMAXの旧バージョンを超えた鍋の王道具材【純輝鶏(国産)肉だんご】

登場人物

純輝鶏(国産)肉だんご

みんなに愛される鍋のモテ具材♪ 食卓の笑顔がモチベーション。「おいしくなって、もっとお客さまに喜んでほしい」と向上心は天井知らず。

商品開発本部 畜産商品部:本間(以下、ホンマCAP)

「キミを必ずおいしくしてみせる」と、開発隊を束ねるキャプテン。休日はシェフさながらに本格肉料理を仕込み、公私ともにおいしさの探求に余念がない。

プロローグ 一世代前のおいしさを超えろ!

鍋の具材として人気を博している純輝鶏(国産)肉だんご。実は発売以来、定期的に味を見直している。

ホンマCAP

商品開発の根底には「おいしいものを」、その中でもリニューアルの時はこれまでのものより絶対おいしいものをという信念がある。そういえば、キミたちのセンパイ(2024年の純輝鶏(国産)肉だんご)はすばらしい出来だったし、お客さまからの評判も良かったよね。

純輝鶏(国産)肉だんご

まさかキャプテン、あのセンパイ超えを目指すんですか!

ホンマCAP

挑戦がなければ成長なし。2025年もさらなるアップデートをねらおう! 

2024年の純輝鶏(国産)肉だんごは「プレーン」「5種の野菜」「ゆず味」の3種類を展開。うまみが濃くて味わい深く、大人気の商品。2025年もそれを上回るべくチャレンジがはじまった。

ステージ1 配合?大きさ?バージョンアップのカギを探せ!

ホンマCAPのもとに集まったのは、純輝鶏(国産)肉だんごの最高峰を目指す開発隊。

ホンマCAP

キミたちのセンパイに使ったのは、むね肉のみ。でも、もも肉を入れるとジューシーになるんじゃないかと思うんだ。サイズも今までのものにはとらわれず、いろんな大きさのものを試したい。まずは大きめを作ってみよう。

純輝鶏(国産)肉だんご

お肉の配合とサイズで、バージョンアップをねらうんですね!

試作品第一号があがってきた。

ホンマCAP

大きくしてインパクトが出ると思いきや、そうでもない。これは家族団らんの鍋で食べていただきたいんだけど、「子どもが一口で食べられない」という意見が開発隊から出たよ。確かにその通りだ…(泣)。

純輝鶏(国産)肉だんご

確かに、大きすぎると食べづらいですね…。一口に収まるサイズにすれば、肉汁がじゅわっと広がるのも楽しめそう!

その後「むね肉・もも肉」の配合でサイズは中くらいなどいろいろと調整。しかし、到底2024年のものにかなわなかった…。そんな中、誰からともなく声が上がる。「2024年のは、やっぱりおいしいよね」と。それは開発隊全員が共通して感じていたことだった。

ホンマCAP

私も同感だ。2024年を超えようともがいたけど、結局「あのむね肉+味付け」がおいしい。対抗するのではなく、ベースを変えずに、おいしさを追求しよう!

リスペクトの想いを胸に、再び一からのスタートとなった。

ステージ2 立ちはだかる傑作のカベ…食感の攻略なるか?

ホンマCAP

ベースは同じままで改良するのは、難しい。打ち手が限定されるなあ…。

2024年版の傑作を前に万策尽きたか。

ホンマCAP

そうだ、食感を変えてみよう!

まず、むね肉の挽き目を変えることにした。2024年の挽き目が5mm。思い切って大きい挽き目の16mmにするも、開発隊員の評価は今一歩。次に8mmに変えたところで、ようやく「お! おいしい」「肉のつぶつぶ感ある」と開発隊員の目が輝く。

ホンマCAP

よし、8mmに決定だ!

挽き目を調整したことで、ついに光明が差した。

ステージ3 すご腕パートナー見参!ほろほろの新境地に!

ホンマCAP

純輝鶏(国産肉だんごクン、味方が現れたよ! キミたちをもっとおいしくという思いに製造委託先の方が賛同して、新型成型機を導入してくれたんだ。

純輝鶏(国産)肉だんご

わ! これで、まんまるの形になるんですね。

われらの新パートナーとして迎えた成型機。材料を混ぜ合わせたものをホッパー(写真左の逆円錐形部分)に充填すると、青いチューブを通り抜けて成型されていく。

ホンマCAP

以前の機械と比べて、チューブの長さは5分の1くらいと短くなった。2024年はチューブのトンネルを通る時間も距離も長かったから、押しつぶされて、すり身っぽかったんだよ。では、早速キミの仲間に機械の中に入ってもらおう!

次々と押し出されて、丸い形になる。

8mm挽きで試作してみた。さて、開発隊の反応は?

ホンマCAP

食べた瞬間、隊員からは「これはおいしい!」「全然ちがうね」って大絶賛。練られ過ぎないから、食感が程よく、ほろっほろだ。2024年と同じ「5種の野菜」も試したけど、しっかりと野菜を感じるよ。

純輝鶏(国産)肉だんご

見た目も全然違いますね。

ホンマCAP

ごつごつしていて肉粒感がある。開発隊のみんなも満場一致でいいねって言ってくれたよ。もも肉を入れるなど小手先の対応だけでは、2024年においしいと言ってくださったお客さまは離れていたかもしれない。

すご腕パートナーの登場で、純輝鶏(国産)肉だんごは大躍進を遂げた。

エピローグ われらが純輝鶏のポテンシャルを最大限に

ホンマCAP

2025年はよりおいしくすることに集中して、味は「プレーン」と「5種の野菜」の2つ。家族構成や食べるシーンによってフレキシブルに選んでいただきたいから、2024年は限定商品だった“たっぷりサイズ”の335gを仲間に入れたよ。

純輝鶏(国産)肉だんご

335gは20個入り。脇役になったり主役になったりと、いろいろ活躍できそうですね。

ホンマCAPの目にうっすら涙が。

ホンマCAP

それにしても感無量だなあ…。トップバリュが誇る純輝鶏(じゅんきけい)出身のキミたちを、2025年もお客さまにお届けできるなんて。

純輝鶏(じゅんきけい)は、トップバリュの「グリーンアイナチュラル」シリーズの国産鶏肉。安全・安心でおいしいを追求して育てられた鶏である。

ホンマCAP

そういうわけで、開発者冥利に尽きるってやつだね。毎年全力で挑んでるから、正直ヘトヘトになることもあるけど…それでも、また新しく挑戦することも楽しみなんだ!

純輝鶏(国産)肉だんご

キャプテンのアツい開発にほれぼれ。これからもたくさんの食卓で活躍できるよう、仲間とともにがんばります!

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