日本国内でごくわずか!オーガニック界のレアキャラ誕生【オーガニック豆苗】

登場人物

オーガニック豆苗

国内では希少なオーガニック豆苗。野菜の高騰が続く今、食卓の救世主となる頼もしい存在。

商品開発本部農産商品部:岡田(以下、オカダ)

オーガニック豆苗を担当。需給の変動が激しい生野菜を、お客さまに安定的に届けられるよう日々奮闘中。

ステージ1 オーガニック仲間をもっと増やすのだ!

多数のオーガニック商品を販売しているトップバリュ。開発当初、国内にあるオーガニック商品は高価格帯なものが多く、取り扱いも専門店が主流だったため購入層が限られていた。「もっとお手頃な価格で、お客さまに日常使いしてほしい」という思いから、トップバリュではオーガニック商品の開発に力を入れている。
そんななか畜産物、水産物…とクリアしていき、次に挑んだのはスプラウト類のオーガニック化!

オーガニック豆苗

実はぼくってなかなかのレアキャラ♪ぼくが「オーガニック」と呼ばれるようになったのはつい最近なんだ!

制度の改定によりスプラウト類がオーガニックと認められるようになったのは2016年から。市場もまだまだ広がっていないなかで、オーガニック商品の強化を目指していたトップバリュは「新しいチャンスだ!」と先陣をきることに。スプラウト類の栽培を得意とする製造委託先も仲間に加わり、その難題に立ち向かっていった。

オーガニック豆苗

豆や種から発芽した新芽を「スプラウト」っていうんだ。実はぼくも、小さい頃はえんどう豆だったんだけど水や太陽からエネルギーをもらって、今のようなスタイリッシュな豆苗に成長したのさ!

オーガニック豆苗

でも、ぼくはすっごく難産だったんでしょ?

オカダ

そうなんだよ。きみは2018年に誕生したんだけど、生まれてくるために2011年頃からたくさんの準備を重ねていたんだ

オーガニック豆苗

えっ!7年も前から!?

ステージ2 準備に7年。あれもこれも、クリアすることがいっぱい!?

「オーガニック」と認められるには、クリアすべき試練が山ほど。豆苗の場合は発芽の素となるえんどう豆自体もオーガニックでなくてはならないため、まずはその準備に3年近く費やした。

オーガニック豆苗

豆が完成したら、次はぼくの住まい決め!成長に必要な水や光は「天然」のものじゃないといけなくて、そこはどうしても譲れないポイント…

豆苗の栽培には大量の水を要するため地下水を使うのだが、とれる場所が限られることもあり立地を好き放題選べるわけではない。太陽光も充分とり込むためには日当たりのよさは譲れないし、光を効率よく浴びられるように開閉式の屋根を設置する必要がある。場所の選定、工場の設置、建設費用…とすべての条件を満たした工場ができて、ようやく豆苗の栽培がスタートできるのだ!

ステージ3 しっかり蓄えてレベルアップだ!

オーガニック豆苗は、種子となるえんどう豆を専用の栽培容器にまいて発芽させていく。たっぷりの水と太陽光を浴びてぐんぐんと成長していき立派な豆苗となって、旅の最終地点となる「店頭」へと出発。

オーガニック豆苗

ぼくは成長がゆっくりだけど、丁寧に育ててもらったおかげで丈夫な体になったんだ

通常の豆苗が9〜10日かかるのに対して、有機の豆苗は肥料に頼らずに植物のみの力で栄養を吸収していくため1〜2日程長め

オカダ

時間はかかりますが、そのおかげで栄養価だって高まるんですよ!

ステージ4 レアキャラだけじゃない!食卓の救世主にもなるのです。

物価高でお米や野菜がつぎつぎとダメージをくらうなか…

オーガニック豆苗

ぼくは周囲に影響されずに、常に価格も安定しているんだ!

室内で育つ豆苗は天候に左右されないため、相場の変動が激しい野菜のなかでも安定的。イオングループならではのスケールメリットを活かすことで仕入れ価格も抑えられ、オーガニックでありながらお手頃な価格を実現している。

オカダ

節約のため買い控えもひとつの手ですが、やっぱり野菜は摂りたいものですよね。そういった時に「豆苗」は心強い味方になってくれます!

オーガニック豆苗

焼くなり、煮るなり、そのままでもOK!変幻自在なぼくは、いろんな料理と相性がよいからたくさん試してみてね!

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トップバリュ グリーンアイ オーガニック 豆苗

化学肥料は使用せず地下水と日照のみで栽培しています。

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